男は焦っていた。
子どもの誕生日だというのに今日も残業だったこと。
そして、何もプレゼントを用意できていないこと。
男は駅から家への道をとぼとぼと歩いていた。
そんな男の目に明かりが写った。
マルジナリア古書店
こんな古本屋あったかな?
男は疑問に思ったが背に腹は代えられない。
手ぶらで帰るよりは、ここで何か絵本でも買って帰ったほうがよいだろう。
店に入ると迷わず絵本コーナーへ行く。
どれがいいかな、できるだけ汚れていないのがいいな。
男は左から右へ目を走らせながら考えた。
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何となく物語を書いてみたくて書いています。
今日はここまで。
またそのうちかければいいな。